ユーシン精機とは

メッセージ

世界に誇るチームになろう

世界シェアNO.1の製品、世界最高峰の技術、世界に先駆けたチャレンジ。
これらの実績よりも、もっと胸張って紹介したいものがあります。
それは「人」です。
お客様の声から課題の本質を探り、求められていることは何かを考える人。
よりよい製品、よりよい環境をつくるために、変化を起こそうとする人。
現状に満足せず、小さな改善を積み重ねる人。
相手の立場に立って物事を考え、意見を発する人。
そんな人たちのひたむきさが、実績と信用をつくってきました。
このユーシン精機の強みともいえる「人」の持つ力を、もっと大きな力に変えていくために。
経営者から社員まで全ての人がこれまで以上に密につながり、
同じ目標を見つめ、それに対してみんなで意見を発し、柔軟に行動を起こしていける、
新しいチームづくりに挑んでいます。
世界の声に耳を澄ませ、時代の要求に応えていく。
お客様の希望を受け止め、喜んでもらえるような行動を起こす。
「YUSHINの製品が欲しい」だけではなく
「YUSHINの人たちと仕事がしたい」と世界中から言われる。
そんな世界に誇るチームを、ぜひ一緒につくりましょう。

事業内容と事業価値

人を非人間的な作業から解放したい。
人にしかできない創造的な仕事に就かせたい。

ユーシン精機は1971年に自動化装置を手掛けるメーカーとして産声を上げました。以降、「人を非人間的な作業から解放したい。人にしかできない創造的な仕事に就かせたい。」という想いを持って、自動化に役立つ製品を開発し続けています。中でも1978年にリリースしたプラスチック製品の製造時に使用される「取出ロボット」は、ユーシン精機の技術力、サービス力を広く世界に知ってもらえるプロダクトになりました。同業界において、最後発の市場参入でありながら、業界初と呼ばれる技術やサービスを数多く開発し、2000年初めには世界シェアトップを獲得。アメリカや韓国、中国などの海外展開を積極的に行い、現在、売上の60%以上が海外での売上になりました。また「取出ロボット」の技術を活用した新たな製品の開発にも意欲的に取り組み、2020年6月「パレタイジングロボット」をリリース。食品メーカーを中心に、現場の効率化に課題を抱えられている企業からお声かけいただいています。「人にしかできない仕事」や「クリエイティブな仕事」に多くの時間と労力を割いてもらうために、独自の自動化技術を世界に提案していく。それが私たちユーシン精機です。

ものづくりと向き合うプライド

出来ない、無理だ、は出発点

これは技術者でもあった創業者が語った言葉です。お客様の課題がたとえ難題であったとしても、決して目を背けず挑戦する。このものづくりに対するプライドがユーシン精機の技術と事業を支えています。今、世界は様々な問題に直面しています。少子高齢化社会による人手不足。ニューノーマルに対応した現場改革。どんな人であっても扱えるデザイン性と機能性、安全性。そして、持続可能な社会の実現を支えるための生産性の向上と省エネルギー技術の開発。これらの問題を直視し、誰しもが「出来ない、無理だ」と諦めてしまう壁を技術とサービス、そしてチームワークで超えていきます。私たちの技術や事業活動が社会に新しい価値を届け、世界をより良い方向へと進めていく。それを誇りに思いながら、一人ひとりが目の前の仕事に全力で向き合っています。

ものづくりの特徴

研究開発・設計・品質管理を
主体としたファブライトなものづくり。

ファブライトとは大規模な製造設備を導入して自社でものづくりの全てを行うのではなく、研究開発、設計、品質管理ほか、一部の生産設備だけを抱え、そのほかは外部企業と連携してものづくりを行う手法です。自社工場の規模を最小化できるため、莫大な設備投資を必要としません。光熱費や人件費など設備維持に関わる費用も抑えることができます。一方で得意分野に対してのみ重点的に研究開発予算を投じることができるため、短い期間で新たな技術の開発が可能になります。世界初の技術や特許を数多く生み出しているのも、設立以来連続黒字という成果を残せているのも、変化に強く、無駄のない経営につながるファブライトなものづくりを行っているから。これがユーシン精機の技術力の高さと経営基盤の強さの秘訣です。

製品・サービス

取出ロボット

高温で溶かしたプラスチック材料を金型に注入し、冷却することでプラスチック成形品はつくられています。この成形方法を「射出成形」と言います。プラスチック成形品のおよそ2/3が「射出成形」でつくられています。当社の取出ロボットは射出成形の金型からプラスチック成形品を取り出す際に使用するもの。業界最高速度の取出しスピードを更新してきた当社の製品は世界中から支持を集めており、世界シェアトップを獲得しています。近年は取出し時の振動を瞬時に制御する技術の開発に成功。生産効率を高める製品として世界から熱い注目を集めています。

パレタイジングロボット

工場の出荷工程で使われるのがパレタイジングロボットです。パレット(フォークリフトで荷物を運ぶ際に使用する板)の上に荷物の入った段ボールを早く正確に積み上げるロボットです。人が行ってきた重労働をこのロボットが代わりに行うことで、現場の働き方改革や省人化といった成果を生み出していきます。現在、食品業界をはじめ、プラスチック成形品とは直接関わりのない業態からも取引をいただいています。ユーシン精機の新たな戦略商品のひとつです。

特注機

プラスチック成形品取出し前後の各工程の自動化をサポートする機器です。写真の機器はストックシステムといって、出来上がったプラスチック成形品をロットごとにトレーに並べ、保管する製品です。このほかにも、プラスチック成形品の射出成形時にできた不要な部分をカットするゲートカットシステムや、射出成形における成形方法のひとつであるインサート成形用の装置も手がけています。

部品・保守サービス

各種プロダクトを導入いただいた後は、消耗品の交換やメンテナンスといった保守サービスを通じてお客様のパートナーとしてお付き合いを続けていきます。日本はもちろん世界各地に拠点を設置し、スピーディかつ丁寧な対応を実現する体制を整えています。この保守サービスの質の高さもユーシン精機がお客様から支持される理由のひとつになっています。