クロストークの概要
新しいチーム、
新しい時代の幕開け。
経営者、社員、
それぞれが思う組織像。
2021年、ユーシン精機は新体制へと変わりました。新たな組織について経営者と各部門の若手・中堅社員が語り合う場を設けました。それぞれの率直な想いをご覧ください。
参加メンバー
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広報|Tさん
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機械開発|Yさん
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代表取締役社長
小谷高代 -
海外営業|Tさん
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購買|Sさん
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国内営業|Nさん(オンライン参加)
テーマ|
ユーシン精機が目指す未来
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代表取締役社長
小谷高代過去10年、売上高200億円の水準で推移してきました。今後もきっちり仕事と向き合えば200億円をキープできると思います。しかし、次の成長を考えると同じやり方ではダメでしょう。これまで以上に社員一人一人の意見を風通しよく集約し、これから進む道を選んでいけるような経営に変えていく。社員の意見が経営を動かす組織になることが次の成長を促すと考えています。次の成長目標として、300億円の売上を目指しています。成長目標に対して、みなさんどう思われますか?
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購買|Sさん
今期目標である売上高220億円は、社員一人ひとりが100%の力を発揮すれば可能だと思います。売上高300億円は簡単ではないと思います。どうしたらいいのかを考えると、それぞれが自分の部署で100%の力を出し、さらに部署間の垣根を超えて他部署と掛け算していくことだと思います。
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国内営業|Nさん(オンライン参加)
売上高300億円はパレタイジングロボットのような新商品や、工場の自動化に役立つ新商品をリリースすることにより、見えてくるのではないでしょうか。
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海外営業|Tさん
欧州のCE規格に適した商品は特別仕様扱いになっているので、納品まで時間もコストもかかってしまいます。ある程度モジュール化、スタンダード化できれば、コストダウンもできるでしょうし、早い動きが可能になると思います。売上目標の到達という意味では、展示会などで欧州のエンドユーザーの声をもっと集めて、どんどん他の部署に伝達できればビジネスチャンスが見つかると思います。情報交換を通じて部署間の距離を縮めることで、お客様との距離を縮めることが大切だと思います。
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機械開発|Yさん
技術や商品を横に広げていけるような取り組みが必要だと思います。これらを行うためには、よりお客様の声がダイレクトに社内の隅々まで届く仕組みが必要だと思います。市場の状況やお客様のニーズを掘り下げていかなくてはなりません。みなさん遠慮されるかもしれませんが、もっと開発オーダーを言って欲しいです。
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広報|Tさん
会社が発信したい情報をタイムリーに伝わりやすく発信していくことで、事業の成長に貢献していきたいです。情報は生モノ。時代が変われば表現も変わるし、国が変わるとその国にあった内容が必要になる。適切な内容を早く発信していくために、色々な人の声を積極的に聞いていきたいと思います。
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国内営業|Nさん(オンライン参加)
みなさんが話された通り、部署の垣根を超え、社員同士の距離を近づけることが必要だと思います。ただ、目標の達成はそれだけでは厳しいという気もしています。人員の強化も必要ではないでしょうか。
テーマ|
未来の解像度を上げていく人物像
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代表取締役社長
小谷高代実は今、採用に力を入れています。とはいえ、数を集めればいいとは考えていません。ユーシン精機の未来を一緒につくっていける仲間を採用することが肝心だと思っています。みなさんは、どんな人がユーシン精機に必要だと思いますか?
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機械開発|Yさん
先日、インターン生の受け入れを行ったのですが、その際にコミュニケーション力の重要性を感じました。コミュニケーション力のある人は、たくさん意見を出してくれます。そこから会話が進み、新しいアイデアへとつながっていきます。少し話は変わりますが、私が学生の頃、3Dプリンタはありませんでした。今の学生さんは、私が学んでこなかったことに触れた経験があります。そういう背景を持つ人たちの出す意見やアイデアはとてもユニークで刺激的でした。年齢・経験に関係なく語り合うことがモノづくりにおいて大切なのだと改めて感じました。
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海外営業|Tさん
自発性が大事だと思います。自発的な人が集まると「これがしたい!」「そのためにはこれが足りない!」という気づきが出てきます。その気づきをカタチにするための行動が、個人を成長させ、会社の成長につながっていくのだと思います。
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購買|Sさん
購買は仕入れ交渉をする役割ですので、コミュニケーション力が欠かせません。加えて、行動力も必要です。社会情勢によっては特定の資材の仕入れが困難になることもあります。ひとつの調達ルートが閉ざされたときに別のルートを探れる。ダメだと思ったら、気持ちを切り替えて行動を起こしていける。そういう力が求められると思います。
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広報|Tさん
掘り下げる力のある人ですかね。仕事がうまく運ばなかったときに「なぜなんだろう」と振りかえって考えることができると、成長していけると思います。後輩に仕事を教えるときには「なぜうまくいかなかったと思う?」と言って、一緒に考えるようにしています。
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国内営業|Nさん(オンライン参加)
求める人物像について話し合うことで、改めて、社員に求められるものは何かを認識できた気がします。そして、他の部署の人がどんなことを思って、どんな風に仕事をしているのか、自分自身、わかっているようで、わかっていなかったことに気がつきました。みなさんの言葉が本当に胸に刺さりました。これからも、積極的に意見交換していきたいです。
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代表取締役社長
小谷高代働く一人ひとりが未来について一生懸命、考えてくれているのだと改めて感じました。この座談会を通して皆さんが考えてくださっている目指したい組織の形について知ることができました。このようなコミュニケーションが大切ですね。一人ひとりの真剣な思いが結果に結びつく組織。今活躍してくれている人も、これから入社してくれる人も、みんなのパワーが最大限発揮され成長していける組織を目指していきたいです。本日はありがとうございました。