大好きなロボットで
新たな価値を創出する

R.T(2021年入社|制御開発|電子制御工学科卒|キャリア入社)

入社動機

ロボット開発の熱い記憶が蘇った

前職では受託開発や技術者派遣を行う会社でIoT機器などの回路設計を行っていました。一つの製品を腰を据えてつくりたいと思うようになり転職を決意。京都でものづくりをしている会社を探し、ユーシン精機を見つけました。最適設計や振動制御を取り入れた、ユーシン精機の直交型ロボットに触れたとき、学生時代にロボコンで全国優勝を目指し、夢中でロボットをつくっていた記憶が蘇りました。社内に同世代のメンバーが多く在籍していることや、上司や社員のものづくりに対する熱意を強く感じたことから、ここで働きたい!という想いが強まり入社を決めました。

仕事内容

十年先、二十年先を見据えた開発

取出ロボットの制御ボックスやコントローラに搭載している回路基板の改版(部品の設計変更)を担当しています。これから十年、二十年と使われていく製品の開発ですので、これまでの製品との互換性はもちろん、耐久性能にもこだわって開発します。また、量産時のつくりやすさを考慮しつつ、お客様の要望に応じたカスタマイズに対応できるような拡張性のある設計を意識しています。ロボコンでの経験からロボットの知識は多少ありますが、製品そのものに関する知識はまだ浅いので、「この製品はどのようにできているか」「どのような思想のもと、設計されているのか」など、先輩や上司に教えてもらいながら開発を進めています。

ある1日のスケジュール

  •   8:30|出社
  •   9:00|基板の検図
  • 10:00|設計・資料作成など
  • 12:40|昼休み
  • 13:30|代替部品の調査
  • 16:00|改版基板の評価・試作機性能試験
  • 19:00|退社

ロボットや製品のことを学びながら、新機種開発に挑む日々。大好きなロボットの開発に携われることは、それだけでも楽しいですが、多くの課題をクリアして完成へと導くのはもっと楽しいです。

活かせた学び、経験

チャレンジを楽しむ姿勢

「開発・デバッグ作業を楽にする回路とはどうあるべきか」「どのような資料を作成すべきか」等を検討する上で、これまで携わってきた様々な製品の開発経験が活きています。また学生時代に回路設計だけでなく、機械設計などにも触れる機会があったので、その経験も大いに役立っています。今はこれまで経験のなかったFPGA開発に挑戦中。「やりたい」と手を上げ挑戦させてもらっています。

チームワークを感じたエピソード

共に悩み、考え、解決に導く

開発中に「ここどうしようかな」と悩んだ時に、先輩や上司に相談すると、ホワイトボードを囲みながら、ああでもないこうでもないとディスカッションが始まる…というのがいつもの風景。自分のチームのメンバーだけでなく、他のチームや他部署のメンバーに対しても、相談されたら断らず同じように議論しあえるところに、チームワークを感じています。私も入社3年目に突入。このよい文化はしっかり受け継いでいきたいと思います。

Work Life Balance

平日も休日も、ロボットに夢中

社会人・学生を問わずロボットを学べる場所をつくろうと、ロボコンに挑戦したメンバーで立ち上げたのが“Scramble”という社団法人。ボランティアで小中学生向けのロボット教室を企画したり、それに向けた教材づくり等を行っています。仕事を離れてもロボットつくりに夢中です。もうひとつの趣味は銭湯。休日に様々な趣向を凝らした京都の銭湯を巡り、リフレッシュしています。

30sec MESSAGE

R.T 制御開発